青色オード・ミー

腐女子が学級会などに言及するブログです。

わたしはTwitterと心中したい

Twitterがどんどん「オタクのための匿名ツール」から「可視化された繋がりツール」へと仕様変更されている。

 

さようなら、わたしたちのTwitter

 

元々、Twitter側としては「オタク用」なんて、暗くてじめじめして収益にも特に繋がらず悪口とエロ画像の温床と化した空間にするつもりはなかったに違いない。だから、勝手にオタクたちが「わたしたちのTwitter」と思っていることの方が間違いで、そんなまやかしなど初めから存在しなかったに過ぎないのだが。

Twitter連携には今まで大変お世話になった。今まで使ってきたサービスたちからは、青い鳥のアイコンが消えてしまった。連携機能そのものは閉ざされていないらしいが、いつどうなるかわからないから撤退を余儀なくされているところも多い。

凍結祭りがあった際には、所持している十数個のアカウントの生存を慌てて確認した。幸い凍結を免れたのは、最近あまりアクティブに活動していなかったからだと思われるが、Twitterをよく使用していた人たちはサブ垢含め凍結の憂き目にあっていた人が多かったように思う。本末転倒。

無料版Twitterでは使用停止が決定したアンケート機能もオタクたちの強い味方だった(と思っている)。次の二次創作のテーマについてのアンケートを、フォロワーたちに気軽に行うことができ、そしてそれをツイートしてみんなと一緒に何か考えている感を勝手に覚えていた。もしくは、雑談として「今川焼」なのか「大判焼き」なのか聞いてみたりとか。

Twitterの度重なる改悪には、これまで耐えてきた。わかりやすかったタイムラインは「おすすめ」に汚染され、フォローしていない人が表示されるばかりかブロックしているアカウントすらはじけなくなっても。どれだけ設定をオフにしても謎に送り付けられてくるおすすめツイートが、通知バッジ付きで表示されるようになっても。

その昔、☆のふぁぼから♡のいいねになり、アイコンが四角から丸型にトリミングされるようになった時にあれだけ大騒ぎしたのが夢のようだ。あんなもの、Twitterの使用感には何にも影響が無かったのに、「☆が♡になるなんて受け入れられない!」と文句をつけて「今後もずっとふぁぼって言う」と宣言していたにも関わらず、今では自然に「いいね」と呼んでいるのだから、あれしきのことでは何も騒ぐことはなかったのに。

これまでですら、新しいアカウント作成についての規制も幾度となくあった。一定期間内には作成できない、登録時には電話番号が必須、自動音声の電話がかかってきて言われた番号を入力する必要がある、等々。そのたびに、どうにか工夫して潜り抜けてアカウントを増やしてきた。これもTwitterとしては想定外の使い方だっただろう。

今後は、電話番号の認証が必須になるとか、一人一アカウントを基本するとか、様々なことが言われている。現在のアカウントが全く使えなくなるのでなければ、今までは履いて捨てるように使っていたTwitterアカウントのひとつひとつをこれからは大事に使っていなければいけない。(黒歴史クリーナーを使って、アカウント転生の際はちゃんと身辺整理をしようと思ったが、黒歴史クリーナーは未だに使用することができるのだろうか)

今までのぬるま湯のようにオタクに優しく、呼吸がしやすかったTwitterがどんどん変わってきてしまっているのに、今までのままをずっと求めてTwitterに居座っている。

結局のところ、もう無理なのだ。息を吐くようにツイートし、スマホを手に取ったらまずはTLを眺める生活が骨の髄まで沁みついてしまっている。今更生活習慣は代えられない。

沈む船と分かって逃げられるネズミよりも愚かなので、新しいツールに今から移行することも考えていない。今のところ、多少息苦しくても、TwitterTwitterの形を保っているので。今後もきっと、なんだかんだと文句をつけながら居座り続けるのだろう。本当に今度こそ、某CEOに強制的にアカウントを取り上げられない限りは。

わたしはTwitterと心中したい。